パリ五輪レスリング女子50キロ級で銅メダル、東京五輪で金メダルを獲得した須崎優衣選手を招いたレスリング教室がこのほど、大子町の県立大子清流高校格技場で行われた。県内外の9つのレスリングクラブから小中学生44人が参加。世界レベルの技術を学んだ。
同町レスリング協会(藤田貴則会長)と大子ジュニアレスリングクラブ(長山章会長)が主催した。
須崎選手は3年前、東京五輪直後にも、同町で子どもたちを指導。藤田さんらに、「次のパリが終わったらまた来ます」と約束していた。
須崎選手とスパーリングした大子ジュニアレスリングクラブの薮内大地君(13、常陸大宮市立第二中)は、「須崎選手は、動きがとても早く、勉強になった。僕もオリンピックで金メダルが取れるように努力します」と力を込めた。
須崎選手は、「目標を明確にする気持ちが大事。私も頑張るから、みんなも最後まであきらめず、一緒に頑張りましょう」とエールを送った。