「水」を「ガラス」で表現 行方市のガラス造形作家、槙野さん作品展(茨城・行方市)
展示作品の一つ「melts and flows」

  水をモチーフにする行方市のガラス造形作家、槙野さやかさんの作品展「槙野さやかガラス造形展」が、水戸市備前町の常陽史料館で開かれている。3月17日まで。

 展示は、「水が流動している瞬間」を表現した13点。建材用の板ガラスを貼り合わせて、電動ヤスリで研磨するという技法で制作している。表面は、ガラスを溶かして制作したかのような滑らかさ。「溶けているようで、溶けていない不思議さを楽しんでもらえたら」と、槙野さん。

 槙野さんは1977年ひたちなか市生まれ。岡山県の倉敷芸術科学大学芸術学部工芸学科を卒業後、県内外で個展を開いている。

 入場無料。午前10時~午後5時45分。月曜休館。同館☎029・228・1781。

 

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