冷やしカツ丼の季節 市公設卸売市場内「うんの食堂」(茨城・水戸市)
お茶漬けのメインの具として、とんかつがトッピングされているイメージだ。

  水戸市青柳町の市公設地方卸売市場内の「うんの食堂」に、夏の名物メニュー「冷やしカツ丼」がある。今年も、先月から提供が始まっている。

 冷たい茶漬けの上にとんかつがのったイメージで、おおまかな作り方は次の通り。

 まず、氷水で洗った炊きたてご飯の上に、冷たいつゆをかける。つゆは、かつお節とさば節からていねいにだしを取ったもの。その上に、揚げたてのとんかつをのせて、刻みのりを山盛りにして完成だ。

 注文するのは男性客が中心。「女性が食べているところは見たことがないよ。どうしてだろう」とは、同店のベテラン店員。

 提供を始めたのは5年ほど前。「働く人たちがお客の中心だから、夏バテ対策になるメニューを考えて、たどりついた」と同店の海野大祐さん。

 1食880円。提供は10月初旬までだが、期間外でも“裏メニュー”として提供するという。午前6時~午後1時営業。日、水曜、祝日定休。同店029・225・6615。

 

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