地域ゆかりの大観と五百城展 市歴史民俗資料館(茨城・北茨城)
横山大観の「霊峰不二」

 北茨城市と関係が深い横山大観と五百城文哉(いおき・ぶんさい)の絵画展「北茨城ゆかりの絵画展-資料館収蔵品を中心に」が、同市磯原町磯原の市歴史民俗資料館で開かれている。

 展示数は18点 。大観は、富士山を画題とすることを好んだ日本画家。今展で展示される「霊峰不二」は、昭和16年の大津町役場落成記念に大観が寄贈したもの。文哉は、水戸藩士の子として生まれた洋画家。高橋由一に洋画を学び、肖像画や風景画を描きながら、北茨城には、3度訪れている。「それぞれの異なる技法を、鑑賞して」と同館。

 会期は5月8日まで。月曜休館(3月21日は開館し、翌22日休館)。入館は無料。午前9時~午後4時半。同館☎︎0293・43・4160。

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