笑いで消費トラブル回避 消費生活センターが動画を制作(茨城・ひたちなか市)
笑いたっぷりの動画を制作するオスペンギンの2人

  若者の消費トラブルが増えていることを受けて、ひたちなか市消費生活センターはこのほど、「茨城県住みます芸人」として活動しているお笑いコンビ「オスペンギン」の2人が出演する啓発動画を制作した。動画は小中学生対象の内容で、10月公開の予定。制作した動画は3本。

 同センターが小中学生対象の動画を制作するのは初めて。制作の背景には、オンラインゲームで、親のクレジットカードを使って多額のお金を使い込んでしまうなどのトラブルが増えていることがある。 

 動画のテーマは、「ニセサイト」「SNS」「オンラインゲームの課金」の3つのトラブル。オスペンギンの2人は、同センターに実際に相談があった案件などをもとに、1動画5分ほどのコントを制作。踊ったり、ユニークな表情をしたりと熱演して、注意を呼びかけた。

 オスペンギンの山中崇敬さんとでれすけさんは、「遊び半分で投稿した動画が、大きな問題になってしまうこともある。動画を見て、十分に注意してもえらたら」と、話していた。

 同センターは、3年前、高校生を対象にした啓発動画を制作した。前回もオスペンギンの2人を起用し、「楽しく笑えて、ためになる」と、好評を得た。

 

 

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