山方を盛り上げる初マルシェ 26日開催「トランマルシェ」 地元が企画(茨城・常陸大宮市)
マルシェのキャラクター「トランちゃん」のあみぐるみと、ポスターを持つ小野瀬さん

 JR水郡線の山方宿駅(常陸大宮市山方)の駅舎などが会場になるマルシェイベント「トランマルシェ」が5月26日に初開催される。主催は地元でつくる実行委員会。「駅周辺と、水郡線を盛り上げたい」との思いを込めた。

 出店は、3台のキッチンカーを含む約15組。取り扱い商品は、手作りの雑貨、焼き菓子、野菜、花苗など。水郡線の車両や沿線風景を撮影した写真の展示コーナーも設ける。

 企画のきっかけは、実行委員会メンバーらが、観光客の「山方宿駅で降りる理由がなくなってしまった」との声を聞いたこと。昨年、山方淡水魚館が閉館したこと。駅前の商店街の店数が減っていることも影響しているという。 

 マルシェの開催を思い立ったのは、代表の小野瀬清美さん。小野瀬さんは、夫婦でガソリンスタンドを営む傍ら、編み物や織物の趣味を持ち、作家仲間とともにしないでマルシェを開いてきた。

 トランは、仏語で「汽車」の意味。水郡線を使って来場すると、会場での買い物が1回100円引きになるクーポンが2枚プレゼントされる。

 「子どももお年寄りも、気軽に楽しめるイベントになれば。今後も続けたい」と、小野瀬さん。

 雨天決行。問い合わせは、小野瀬燃料☎0295・57・2812。

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