更年期の女性のための健康講座 県看護協会の「まちの保健室」が企画 今月スタート(茨城・水戸市、笠間市、城里町)
イベントのチラシを持つ中山さんと二田さん

 県看護協会の「まちの保健室」(水戸市緑町)は、更年期の女性に向けた健康講座「ウィメンズヘルスカフェ~女性による女性のための女性健康講座~」を初企画した。対象は県内の40~60代の女性。

 講座は全3回で、今月スタート。会場は県央地区各地。1回のみの参加も可。

 講座の後は、茶話会としておしゃべりの時間を設ける。「女性特有の心身の不調は、1人で抱え込みがち。学んで、しゃべって、安心してもらえたら」と、同保健室。

 1回目は、「助産師による体の不調の話と国際中医薬膳師による不調解消の薬膳の知恵」がテーマ。8月30日午前10時~正午に、城里町石塚の常北保健福祉センターで開催。定員20人。

 2回目は、「認定看護師による乳がんと尿漏れ予防の話」。9月8日午前10時~正午に、水戸市緑町の県看護協会で開催。定員50人。

 3回目は、「管理栄養士による大事な栄養の話と国際中医薬膳師による簡単薬膳調理実習」。10月17日午前9時半~正午に、笠間市南友部の地域医療センターかさまで開催。定員25人。

 企画のきっかけは、更年期世代の女性に向けた支援やサポートの制度が、ほかの世代に比べて少ないと感じていることから。「子育てに、仕事に、親の介護にと忙しい人が多く、自分のことは後回しになりがち。自分の体と向き合うきっかけになったら」と、同保健室担当の中山友子さんと、二田美和さん。

 参加費1回500円。詳細は同協会ホームページに掲載。申し込みは、同協会029・221・6900へ。

 

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