こつこつ仕上げた力作 遠原集会所の手仕事グループ作品展 25日~(茨城・ひたちなか市)
自慢の作品を持つメンバーら

 ひたちなか市の集会所を拠点に、趣味の手仕事を楽しんでいるグループ「プチシェリー」のメンバーによる作品展が5月25日から、同市平磯遠原町の遠原集会所で開かれる。同27日まで。

 展示するのは、タペストリーなどのキルト作品、磁器に絵付けをしたポーセリンペインティング作品、荷造りひもを編んだバッグなど約100点。一部販売も行い、売り上げの一部は動物愛護関連施設に寄付する。

 同グループは発足して8年ほど。発足のきっかけは、そば店の女将で、キルトが趣味の磯崎英子さん(69)が、「教室を開いて」と友人から頼まれたこと。その友人は、仕事を持っていて、趣味を楽しみたくても教室に通うのは難しいという悩みがあった。

 磯崎さんは、「この地域の女性たちは、家業などで高齢になっても働いている人が多い。少しでも楽しみになれば」と考え、知り合いの講師を頼んでスタートした。メンバーの最高齢は81歳だ。

 メンバーの1人、中野良子さん(71)は、「趣味は、楽しいけれど、1人ではなかなか続かない。グループのみんなのおかげで続けられている」と、笑顔。

 開場時間は午前10時~午後4時(27日は正午まで)。入場無料。問い合わせは、そば処たつみ庵☎029・263・5459へ。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう