どうする? 磯浜古墳群 幕末と明治の博物館で企画展(茨城・大洗町)
埴輪を見学する来場者

  大洗町磯浜町の国史跡「磯浜古墳群」がテーマの企画展「磯浜古墳群を未来に~史跡保存活用計画の策定を通して~」が、大洗町幕末と明治の博物館で開かれている。同古墳群の保存、活用、整備計画の案を紹介する。町教育委員会主催。9月10日まで。

 同古墳群は、古墳時代に造られた。前方後円墳や円墳など、形の違う6つの古墳からなる。そのうち3基が、2020年3月に、国の史跡に指定された。町は21年に、磯浜古墳群保存活用計画策定委員会を組織し、調査や話し合いを進めてきた。

 今回の展示では、同古墳群の復元や、付属の博物館の設置などの案を紹介。同古墳群からの出土品約90点も展示している。「計画は素案の段階。意見や情報を寄せてもらえたら」と、同教育委員会の蓼沼香未由(かみゆ)さん。

 来場した堀川奏大さん(大洗一中2年)は、「出土した埴輪をじっくり見られた」と、喜んでいた。

 8月27日、9月10日午後1時半からは、展示解説を行う。 観覧料は、同町民は無料、町外の人は一般500円など。午前9時~午後5時。水曜休館。同館☎029・267・2276。

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