水戸市泉町の京成百貨店に、市内の大成女子高校家政科の生徒が手作りした衣装が展示されている。場所は、2階の正面口特設広場。個性豊かな10点が楽しめる。12月12日まで。
同校家政科の3年生は、自分が着たいドレスや洋服を、デザイン画から起こして制作する選択科目がある。制作した衣装は例年、9月の文化祭でお披露目している。今年は、「心を込めた作品を、より多くの人に見てもらおう」と、同店にも展示させてもらうことにした。
制作期間は約5か月。「みんな、夢中になって作りました」と、同高講師の秋田順子さん。グレーのドレスを仕上げた斗南真愛さん(17)は、「10代の今しか着られないドレスをテーマにした。スカートのアシンメトリー(左右非対称)な長さにこだわった」と、笑顔。
同16日午前11時半からは、同店8階特設ステージで、展示したドレスや洋服を披露する「ファッションショー」を開催予定。生徒たち自身がモデルを務める。入場無料。