行方市で農業を営む幡谷守さん(72)ら有志5人が、同市沖洲周辺の5か所の休耕地にヒマワリを咲かせた。休耕地の広さは約80アール。ヒマワリの数は約4万本。7月下旬までが見頃だ。
昨年に続いての取り組み。幡谷さんは、「耕作放棄地を見るのがしのびなかったから」と話す。
昨年は、花の季節が終わった後に約180kgの種を収穫して、約30リットルのヒマワリ油を採取することに成功した。今年も採取を予定している。
「見てきれいなのが一番。種から油をとれるのも楽しいね」と幡谷さん。
仲間の皆藤太一さん(83)は、「花のおかげか、農作業がはかどるよ」と笑顔だった。