笠間市下郷の岩間第一小学校(谷萩成利校長、児童数292人)の新年恒例の書き初め会がこのほど、同校体育館で行われた。5・6年生102人が、筆をふるった。今年は「創立150周年記念」として開催された。
5年生は「新しい風」、6年生は「将来の夢」が課題だった。
地元の書道教室に通う6年生の池野上心絆さんは、「練習の成果を発揮できるように頑張った」と、できばえに満足した様子。5年生の水上元輝君は、「金賞を取りたい」と話していた。
同校によると、同校のある岩間地区は、古くから書道が盛ん。昨年11月に開いた創立150周年記念式典では、葵陵高校書道部の書道パフォーマンスが披露された。会場には、その際の作品が展示されている。
谷萩校長は、「児童の文字を見るのが新年の楽しみ」と話していた。