神栖市柳川の農業生産法人「アグリ ニュー ウインズ」の畑で、手のひらサイズのメロン「ころたん」が最盛期を迎えている。
同品種は、実の大きさが15cm以下と小さい。果肉は、なめらかで水分が豊富。7~8月が収穫期で、春メロンと秋メロンの端境期を埋めようと、2年前から栽培に取り組んでいる。
一般的なメロンと違い、茎が天井に向けて伸びる形で栽培する。実は小さな段階で網に覆われる。完熟して、網の中に自然に落ちたら収穫だ。
アグリ ニュー ウインズは、同市太田の農産物直売所「ウインズベース」の運営母体。同法人代表の飯田等さん(56)は、「ハウス内はメロンの葉で覆われていて、暑さが軽減される。栽培も簡単。夏の定番にしていきたい」と話していた。
収穫は8月下旬まで続く。