卒業を彩る4000鉢 しどり園芸で出荷作業(茨城・那珂市)
色とりどりのサイネリアの鉢植えと、市橋さん

 卒業シーズンを彩る花、サイネリアの出荷作業が、那珂市静の農家「しどり園芸」で進んでいる。今年は約4000鉢を栽培。市場に出荷するほか、保育園、幼稚園、小学校、高校からの注文もある。

 サイネリアはキク科の1年草。冬から春にかけて咲くこと、開花した様子が華やかで、晴れやかな雰囲気を演出することなどから、卒業式の花として人気が高い。しどり園芸は、栽培して15年ほどになる。

 しどり園芸が栽培するのは、ピンクやブルーなどの10種類以上。学校や園から注文を受けた場合は、式当日に一番の見頃を迎えるよう調整しながら栽培する。

 同園の市橋陽平さん(45)は、サイネリアの成長を子どもの成長に重ねる。「苗が育ち、開花するまでの期間が短い。成長の速さをたくましく思う反面、すぐに手を離れてしまう寂しさや切なさもあります」

 先日、職場体験に来た中学生が、サイネリアを「卒業式の花だ」と覚えていた。「節目を彩る花に関われるのは幸せなこと。今年も、おめでとうの気持ちをいっぱいに込めて栽培しています」

 同園のホームページアドレスは、www.flowerblue.net

 

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