水戸市在住の総合格闘技選手、桜井隆多さん(52)がこのほど、水戸大使に委嘱された。同市が委嘱した。水戸大使は、同市の観光イメージアップや宣伝を行う。
桜井さんは、同市出身で、同市千波町の格闘技ジム「R‐BLOOD」の代表を務める。プロの総合格闘技選手として20年以上のキャリアがあり、今年3月に総合格闘技団体「GRACHAN(グラチャン)」の初代ウエルター級チャンピオンになった。総合格闘技のプロ団体で、50歳代のチャンピオンが生まれたのは、「初めてではないか」と桜井さん。また、過去には、総合格闘技団体「DEEP(ディープ)」でもチャンピオンになった。
同市で、格闘技の自主興行「RESILIENCE(レジリエンス)」を定期開催していて、今年9月にも開催する。
桜井選手は、「水戸にこだわって活動してきた。水戸に育てられたという思いも強い。自分が水戸にどのように役立てるか、しっかり考えて行動していく」と話した。
同市役所で行われた委嘱式で高橋靖市長は、「桜井選手の活躍は、われわれ世代の大きな励みになっている。一層活躍することで、水戸市に勇気を届けてほしい」と話した。