イチョウの名所で「さくらマルシェ」 西蓮寺《見頃は3月下~4月上旬》(茨城・行方市)
西蓮寺の正門周辺に咲くサクラ(以前の見頃の時期に撮影)

 行方市西蓮寺の古刹(こさつ)「西蓮寺(さいれんじ)」で3月30日、飲食や雑貨など28店が並ぶマルシェイベントが開かれる。境内と周辺のサクラの開花の予想時期に合わせたもので、「お花見しながら、寺散歩を楽しんでもらえたら」と、住職の嘉堂英源(かどう・えいげん)さん(39)。サクラの時期のマルシェ開催は初めて。

 同寺は、秋の大イチョウの黄葉のイメージが強く、これまで、サクラはそれほど注目されてはいなかった。マルシェ開催のきっかけは、市内のデザイナーから、サクラが咲く境内で和装の写真撮影会を開きたいとの申し出があったこと(撮影会の参加は要予約)。「サクラも、大イチョウのように長く愛される存在になれば」と、嘉堂さん。

 サクラは、寺の檀家から寄贈されたもの。正門周辺に約20本、境内の「相輪橖(そうりんとう)」周辺に約30本ある。見頃は例年3月下旬~4月上旬。

 マルシェの開催時間は午前10時~午後4時。詳細は同寺のインスタグラムに掲載している。

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