日立市川尻町の村上利重子さん(81)が栽培しているバラに、花の中からさらに、別の花が成長する現象が起きた。開花は終わったが、一つの花から3輪が咲いた。
バラは、今年の春に、鉢に入った状態で購入。品種名は不明という。
村上さんは、ガーデニング歴40年で、バラの栽培経験も長いが、このような現象を見るのは、初めて。村上さんは、「大切に育てているから、花もいっぱい咲かせようと応えてくれたのかも」と話していた。
水戸市植物公園の園芸指導員によると、「貫生花(かんせいか)という現象の可能性が高い。花の成長時に低温状態にあったか、肥料が多かったことが原因と考えられる」という。