北茨城市華川町花園の花園神社のシャクナゲの花が見頃を迎えている。今年は昨年よりも開花が遅く、ゴールデンウイーク終盤まで花が楽しめる見込み。
かつては、同神社がある花園山一帯にシャクナゲが群生していたが、現在は同神社周辺の一部に見られる程度で、県の天然記念物に指定されている。
見どころは、境内の拝殿や、厳島神社周辺。拝殿周辺は、拝殿の朱色と、シャクナゲの薄紅色のコントラストが美しい。
同神社は、開花期間に合わせ、シャクナゲの印を押した御朱印を授与している。
同神社の神永知明宮司(52)は、「シャクナゲの歴史は深く、遠い昔に思いをはせながら観賞してみては」と話した。同神社☎0293・43・9212。