恒例茶摘みで200kg収穫 ルネサンス高校の生徒ら(茨城・大子町)
声を掛け合って作業した

 茶の栽培に取り組んでいる大子町町付の通信制高校・ルネサンス高校の生徒と教諭6人がこのほど、同町左貫の茶畑で茶摘みをした。茶摘みは4年目で、今年はこれまでで一番多い約200kgを収穫した。

 同町は茶の産地。茶の栽培は、地域交流や、町の文化にふれることを目的に、課外活動の一つとして取り組んでいる。茶畑は、町の所有地を借りたもので、広さ約20アール。

 この日は、同町では最高気温32度を記録。1年生の菊池琉音さん(15)は、「刈り取り機が想像以上に重くて驚いた」、高宮穂乃美さん(15)は、「自分たちで栽培したお茶の味が楽しみ」と話し、汗をぬぐった。

 収穫した茶葉は製茶して、「ルネサンス高校の奥久慈茶」として商品化している。 6月15日には、栃木県大田原市の道の駅那須与一の郷で販売会を開催。町内では、6月中旬以降に奥久慈茶の里公園などで販売する。

 

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