常陸太田市の里美地区の活性化などに取り組む「ポットラックフィールド里美」(岡崎靖代表)は、同市大中町の大中神社の保全を目指そうという「鎮守の杜活動」の参加者を募っている。
月1回。境内の落ち葉や小枝の除去、草むしりなどを行っている。森林インストラクターでもある岡崎さんは、「活動を通して、森の大切さや素晴らしさも伝えていければ」と話す。
同神社は、市指定文化財で、807年(大同2年)創建と伝わる。約5000平方㍍の境内は杉の大木で囲まれ、地面はコケで覆われ、「まるで深緑のじゅうたんに覆われたように美しい」と岡崎さん。同神社の朝日光一郎宮司も、「神社は、人々が集まる場所であってほしい」と願っている。
次回の活動は11月11日午前8時~10時半。参加申し込みは不要で、手袋持参など作業しやすい服装で現地に集まる。希望者には、森や神社についての語らい「鎮守さまのお話し会」も行う。朝日さん☎︎0294・82・2345。