キズがあるなどして商品化できないサツマイモを使った新商品「さつまいもあん」がこのほど、完成した。
開発に当たったのは、行方市、道の駅いたこ(潮来)、立教大観光学部(埼玉)、JCBトラベル(東京)。それぞれの得意分野で協力した。行方市まちづくり推進機構とJCBトラベルが業務提携したのがきっかけになった。
行方市と潮来市のふるさと納税の返礼品として取り扱われるほか、道の駅いたこ、たまつくりなどで販売される。
材料は、行方市産サツマイモの「紅はるか」。ペースト状で、パン、スイーツ、料理などに使える。
同機構の今泉誠さんは、「食品ロスや地域の資源活用と並行して、県産品のアピールにつながれば」と期待を寄せている。 1本540円(170g入り)。同機構☎0299・57・3431。