梅のせん定見学会 偕楽園で9日 名工が技披露(茨城・水戸市)
以前の見学会の一場面(県造園建設業協会提供)

 梅の名所として知られる水戸市の偕楽園で11月9日、梅の木のせん定作業の様子を公開する「偕楽園 造園の名工によるウメのせん定見学会」が開かれる。県造園建設業協会主催。

 約3000本の梅が植えられている同園では、毎年11月~1月にせん定作業を行っている。せん定は、樹形を整え、花を咲かせて結実させるのが目的。

 見学会は、伝統技術や技能を駆使するせん定作業を、広く見てもらおうというもの。卓越した技能を持つ「現代の名工」など、造園職人15人ほどが参加する。

 場所は、園内の見晴広場(東門付近)。午前10時に開会式を実施。せん定作業を行うのは同10時半頃~午後2時頃。時間内の見学は自由。

 「植木相談会」「藁(わら)ボッチ作り体験」「コケ玉教室・販売」(材料費500円)も行う。

 見学会の参加は無料(県外在住者は入園料が必要)。小雨決行。雨天時は10日に順延。順延、中止の場合は偕楽園のホームページで知らせる。同協会事務局☎029・226・5691。

 

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