日本画家、西田俊英(しゅんえい)さんの話題の最新作「不死鳥」や、代表作を展示する展覧会「西田俊英展 不死鳥」が4月20日から、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれる。
「不死鳥」は完成すると全長90mを超すという前代未聞の巨大絵巻。テーマは、「人間と自然の共生」「生命の循環」。
2022年から約1年の屋久島滞在を機に制作を開始。現在も制作を続けている。昨年、武蔵野美術大学退任記念展で一部を発表して話題を集めた。今回の展示では、現在完成している約50mが展示される。
西田さんが、制作のエピソードや作品にかける思いを語る「アーティストトーク」は、4月20日午前11時、5月25日午後1時、同26日午前11時から開かれる。
会期は6月23日まで。入場料一般840円、70歳以上420円。月曜と5月7日は休館(4月29日、5月6日は開館)。同館0293・46・5311。