米寿の記念に祭り写真集出版 瀬尾さん「写真を始めて、30歳は若返った」 (茨城・常陸大宮市)
写真集を持つ瀬尾さん

 常陸大宮市山方の写真愛好家、瀬尾繁喜さん(88)が、自らの米寿を記念した写真集「米寿記念 東北のまつり 瀬尾繁喜写真集」を自費出版した。

 写真集のテーマは、タイトルの通りの東北の祭り。福島、岩手、秋田で行われている6つの祭りで撮影した51枚を掲載している。福島県二本松市の「木幡の幡祭り」、岩手県平泉市の「藤原まつり」の祭礼行列などが特に見どころだ。

 瀬尾さんがカメラを手にしたのは、定年後。「毎日を有意義なものにしたいと思った」と振り返る。同市の写真家の大貫亘さんに師事した。

 間もなくして祭り巡りを始めた後は、「大げさかもしれないけれど、30歳は若返った気分」になった。

 写真集の発行を1つの区切りとして、「これからは、県内の祭りに目を向けて、まとめていきたい」と考えている。

 写真集は、B5版フルカラー48ページ。同市内図書館などに寄贈予定だ。

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