大子町で桃の収穫が始まった。今は、早生品種の「日川白鳳」が盛期。今後、「ふくえくぼ」「あかつき」など、18ほどの品種が次々に収穫期を迎える。シーズンは8月下旬まで。
同町で桃を生産するJA常陸大子町果樹園芸部会(菊池敏行部会長)は、同町産桃に「奥久慈桃」のブランド名を付ける。部会には20人の生産者が顔をそろえる。
奥久慈桃は、水分をたっぷり含み、香りと甘みが強いのが特徴だという。また、大きさもこだわりで、菊池さんは、「大きい桃の方が、お客が喜んでくれるから、いろいろ工夫している」と笑顔だ。
奥久慈桃は、市場には出荷しない。各農園が朝採り品を直売している。道の駅奥久慈だいごなど、町内一部直売所でも販売している。
問い合わせは、JA常陸大子営農経済センター℡0295・72・1191。