大洗町大貫の日帰り温泉施設「潮騒の湯」は、施設内に展示している絵画の鑑賞だけを希望する場合は、無料で入場できる。入場の際に、そのむねを申し出れば、受け付けられる。無料入場の場合は、浴室の利用などはできない。
同施設の和田道子さんが、絵画鑑賞の趣味を通して、知り合った画家の作品を多くの人に見たもらいたいと思ったのがきっかけ。今年2月から始めた。
絵画の展示場所は、大広間の壁面をメインに、土産コーナーの壁面、大浴場に通じる通路など。展示作品は、県内の作家を中心にした9人が制作したもの。内容は定期的に替えるという。
現在のメイン展示は、ひたちなか市の色鉛筆画家のあかすさん。色鉛筆だけで描いた縦2m横1.2mの大作など、11点がそろう。あかすさんの作品は、10月4日まで展示している。