国内外で活動する水戸市の書家・北條蘭徑(らんけい)さんが主宰する書道教室「蘭の会」の書道展が10月17日から、同市泉町の文化デザイナー学院で開かれる。テーマは「始動」。コロナ禍で寸断されていた日々をバネに、心に秘めていた思いを書で表現したという。
展示は32点。代表作「雪しんしん」(約80cm×160cm)は、和紙に白抜き剤を使って文字を書き、裏面一面を墨の黒で染めた。「雪降る夜の情景を出すように書いた。下の部分には残雪を表現しました」と北條さん。
10月23日まで。午前10時~午後5時(23日は午後3時まで)。入場無料。