NPOの駄菓子屋さん 福祉施設内に開店 利用者が切り盛り(茨城・潮来市)
折り紙などで装飾された店内。駄菓子は180種類ほど。「気軽に来店を」と、スタッフら

  潮来市日の出の「駄菓子屋きらきら」は、障害者の自立支援を願って、今年2月にオープンした。運営するのは、障害者の生活介護を主に行うNPO「ふれあい潮来」。同NPOの利用者がスタッフとして活躍している。

 店舗は、同NPOが運営する福祉事業所「デイホームきらきら」の一角。8畳ほどのスペースだ。販売する商品は、ガム、あめ、煎餅など約180種類。5円から買える。鹿島灘沿岸の郷土料理の海藻よせやシフォンケーキは、手づくりして販売している。

 バリアフリースペースで、車いすでも利用できる。店舗外には、飲食のできる休憩スペースもある。

 代表の吉川佳代子さんは、「接客や販売を経験することで、障害者の表情が豊かになった。気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。

 営業は午前11時~午後5時。日曜定休(7~8月は無休)。少人数営業のため、日中一時的な閉店もある。同NPO☎0299・66・3331。

 

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