行方市麻生の麻生公民館で、同市のしまだ和花(のどか)さんの絵画展「彩りのカーニバル」が開かれている。
しまださんの作品は、アクリル絵の具などを使ってビタミンカラーを効果的に配置する作風で、「和花ワールド」とも呼ばれている。展示は、はがきサイズから、縦約80cm、横約110cmの大作まで35点。
しまださんは1994年生まれ。4歳で広汎性発達障害と診断された。幼い頃から絵が好きで、14歳で初個展を開催。2022年には現代童画会会員に推挙された。現在は通所施設に通いながら絵を描いていて、施設では、アクセサリーなどのデザインを担当している。
市内の小学1年生、兼松迅翔君(7)は、「色がきれいで、魚がかっこいい」と、見入っていた。
展示は10月28日まで。入場無料。午前9時~午後5時。月曜休館。