茨城町を舞台にしたサイクリングイベント「イバラキマチサイクリングラリー」が17日、始まった。
サイクリングは、3つのスタート地点から開始するが、事前のコース説明はない。スタート地点と、各中継地点にQRコードが掲示されていて、スマートフォンで読み込むと、次の目的地が表示される仕組み。
同町はこれまで、サイクリングにおすすめのコースを掲載したマップを毎年制作して“自転車の町”をPRしてきたが、今年は趣向を変えた。
「走るコースがわからないドキドキ感も楽しんで」と、同町商工観光課の内桶由依さん。
スタート地点と走行距離は、「運動公園コース」(約6・8km)、「涸沼コース」(約2・9km)、「小幡城跡コース」(約11・4km)。「田園風景、涸沼に映る夕日など、それぞれにすてきな風景がある。自転車で走るからこその茨城町の魅力を味わって」と、同課の小松陽人さん。
コースで撮影した写真を共有アプリ「インスタグラム」に投稿すると、町の特産品が当たるプレゼントもある。
期間は来年1月17日まで。同ラリーのホームページあり。問い合わせは、同課☎029・240・7124。