ミサゴ、オオタカなどの猛禽類（もうきんるい）や、水鳥など、多くの野鳥が訪れる涸沼で、野鳥観察を楽しむ日帰りツアーが２月１２、１９日に開かれる。ＪＲ水戸駅南口から送迎バスが出る。主催は、鉾田市箕輪の宿泊施設「いこいの村涸沼」（後藤弘己支配人）。同施設での食事、入浴付き。
野鳥観察会では、同施設内インフォメーションプラザ職員の清水道雄さん、野鳥研究家の後藤俊則さんが講師を務める。
冬の時期、涸沼周辺では、越冬する渡り鳥など約２０種類の野鳥が見られるという。「貴重な鳥が姿を見せたり、集団で泳いでいた水鳥たちが一斉に水の中にもぐったりと、毎年ドラマがあります」と同施設。
定員各日５０人。参加費３０００円（飲食、入浴、保険料込み）。
主な行程は次の通り。午前９時水戸駅南口集合（車の場合は直接同施設へ）、同１０時半野鳥観察会、午後０時半昼食、同１時１５分入浴、同２時４５分水戸駅着。
申し込みは、電話で同施設☎０２９１・３７・１１７１へ。
上写真は、この時期に涸沼で観察できる野鳥の一部で、すべて涸沼野鳥観察ガイドの清水さんが撮影した。上からカワセミ、オオタカ、アカハラ、ミサゴ。インフォメーションプラザの中里誠志郎さんは、「これらの野鳥は、観察会に参加しなくても見ることが可能です。インフォメーションセンターを訪ねてください」と話す。同センター☎０２９１・３７・６００１（午前９時～午後４時、不定休）。
