ひたちなか市の工芸品で、干支(えと)張り子の「那珂湊張り子」を制作している同市の中村のりこさんは、来年のえと「巳(み)」の張り子を制作した。水戸市内の美術館や百貨店などで販売している。
那珂湊張り子は、ひたちなか市の飯田家で江戸時代から制作されている。中村さんは、飯田さんに助言をもらいながら、木型を彫り直し、県産の西ノ内和紙や顔料を使って、新たな張り子を作っている。「手仕事ならではの魅力を伝えたい」と、中村さん。
販売は、水戸市千波町の県近代美術館内ショップで通年で行っているほか、年末年始限定で、水戸市泉町の京成百貨店、同市緑町の県立歴史館内ショップなどにも並ぶ。詳細は、中村さんの工房「画房ノア」のホームページへ。
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