水戸市袴塚にある「どこかのギャラリー」は、ガラス工芸作家の鵜沢文明さん(64)、直美さん(63)夫婦が開くギャラリー。開店は毎月1~5日の5日間のみ。2人のガラス作品を展示販売している。
作品は、グラス、皿、花瓶、アクセサリーなど。2人とおしゃべりしながら作品に触れられるのも魅力。
2人はフランス・マルセイユのガラス工房で職人として働いた後、常陸太田市の旧里美村地区で27年間、工房を構えた。
水戸に移り住むことを決めたのは3年前。築60年の空き家を自分たちでリノベーションしてこだわりの空間にした。
ガラスの魅力は、「無色透明の美しさ」と文明さん。直美さんは「加工する段階でできる気泡やゆがみにも味がある」。
展示期間中、希望者には、日常使いのガラスの器で「おやつの時間」が楽しめるサービスもある。
次の開店日時は11月1~5日の午前10時~午後5時。同ギャラリー090・4670・7985。