近代フランスの風景画の歴史を、同国の名美術館の所蔵品からたどる展覧会「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」が2月9日から、水戸市千波町の県近代美術館で開かれる。
シャンパーニュ地方に建つランス美術館は、19世紀の最も重要な風景画家の1人、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの作品をルーブル美術館(フランス)に次ぐ規模で所蔵する。
展示は、コロー、テオドール・ルソー、ギュスターヴ・クールベ、クロード・モネなど37人による油彩画など約80点。コローの作品は、名作「イタリアのダンス」など16点を展示する。
3月5日午後2時からは、担当学芸員の澤渡麻里さんによる鑑賞講座「降り注ぐ光の中で―フランス近代風景画の流れ―」が行われる(定員100人、要事前申し込み)。
会期は3月27日まで。入館料一般1210円、70歳以上600円など。同館ホームページで、「日時指定WEB(ウェブ)整理券」を取得した人が優先入場となる。3月22日は休館。同館☎︎029・243・5111。
同館ホームページは、こちら。