【全力コラム⑪】水戸ホーリーホックに出会ってくれてありがとう 水戸ホーリーホック・小島耕社長
シーズン終了セレモニーでマイクに向かう小島社長

 創設31年目、J2参入から26年目の水戸ホーリーホックが、悲願のJ1昇格を果たしました。11月29日のケーズデンキスタジアム水戸でのことです。シーズンとしても、最終節での逆転優勝という、最高の締めくくりでした。あの日、試合後のシーズン終了セレモニーで皆さんにお話ししたことを、感動冷めやらぬうちに、書き残しておこうと思います。

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 先ずは2025年シーズン、すべてのホームゲームを無事に終えることができました。ボランティア、イベント運営会社など外部スタッフ、交通機関、近隣にお住いの方や店舗の皆さん、その他挙げたらキリがないのですが、本当に多くの方のご協力をもって乗り切れました。心よりお礼申し上げます。
 どうか2026年シーズンも、安全安心のホームゲーム運営へ、引き続きのサポートをお願いいたします。

 31年の間には、クラブが消滅するのではないかという危機が何度もありました。そんな際に、ご自身のお金や時間や生活を投げうってまで、助けてくださった方が、大勢いらっしゃいます。皆さんが、水戸ホーリーホックを育て、前進させ続けてくれました。その積み重ねの結集が、J1昇格という大きな夢への到達です。 
 皆さんが水戸ホーリーホックに出会ってくださったことに心から感謝します。
 2026年からトップディビジョン、J1リーグで新たな挑戦が始まります。
 どうか皆さんの変わらぬ愛を、水戸ホーリーホックに届けてください。 

 水戸ホーリーホックはまだまだ前進し続けます。まずはJ1リーグに相応しいクラブになること、そしてその先のアジア、天皇杯やルヴァンカップ制覇、J1優勝という壮大な次の夢へ近づいていこうと思います。

 最後にもう一度。
「水戸ホーリーホックに出会ってくれてありがとうございました」

 1974年生まれ、鉾田市出身。2020年7月、代表取締役社長に就任。J1昇格の瞬間からLINE、メールが殺到。その数は500を超えました。皆さん、本当にありがとうございます!

 

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