くず鉄で立体造形展 「常陽史料館」
オオワシ(手前)の羽には、ビニールハウスのパイプを利用したという

 水戸市備前町の常陽史料館で開かれている「立体造形 正野豪勇(まさのひでお)展」は、稲敷市の正野豪勇さんが、ボルトや工具などのくず鉄や、使用済みの工業部品を使って作った作品展。

 展示は、鳥や馬、魚、カエルなどを表現した約50点。入場無料。7月18日まで。

 正野さんは現代美術家協会会員。競走馬に蹄鉄(ていてつ)を打つ装蹄師だった経験も持つ。「どこかユーモラスで楽しい作品ばかり。くず鉄がどう使われているかもじっくり見てみて」と同館。

 午前10時~午後5時45分。月曜休館。同館☎︎029・228・1781。

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