イオンモール水戸内原(水戸市内原)のレストランの新メニューを、高校生が提案するプレゼン大会「ミトウチ飲食メニューを考案せよ!」がこのほど、同モールで開かれ、県立水戸商業高と県立水戸農業高の生徒が挑戦した。
高校生の自由なアイデアで考案したメニューを提供、販売し、地域の活性化につなげようと、同社が初めて企画した。両校が協力した。レストランは4店参加した。
メニュー開発前には、レストランの商品開発担当者が両校を訪ね、商品開発のコツを指南した。
高校生は、数人のチームで参加。4店の中から開発したい店を選定し、実際に店を訪ねて料理を食べたり、店の人気メニューを調査したり、実際に調理をしたりして、提案をまとめた。
オムライスの専門店「ラケル」のメニューに選ばれたのは、水戸商業高3年の関奈々恵さん(18)と中庭真緒さん(18)が提案した「カラフル野菜カレーオムライス」。
野菜を型抜きしてオムライスの上に乗せるなどして、見た目の華やかさにもこだわった。「お客さんの目を引くことと、高校生らしさを大事にして、2人で工夫した。選ばれてうれしい」と、笑顔をそろえた。
採用されたメニューは今後、高校生と各店とで協力して商品に仕上げ、実際に提供する。提供は9月下旬を予定している。