行方市と周辺のレンコン農家で、出荷作業がピークを迎えている。レンコンは、実に穴が空いていて先を見通すことができることから縁起物とされ、正月料理にも使われる。
同市天掛のレンコン農家、藤崎勝彦さん(50)はこの時期、「1日に5~6時間は田んぼに入りっぱなし」だという。田んぼから引き上げたレンコンは、水洗いして選別。5キロ入りの段ボール箱90個分を出荷する日もあるという。「食べてくれた人たちの『おいしい』の一言が励みになる」と藤崎さん。
収穫作業は、年末のピークを過ぎてから、3月頃まで続く。年末に収穫されるレンコンは、甘く、ほくほくとした食感が特徴で、夏以降のレンコンは、やわらかく、シャキシャキとした歯応えに変わっていくという。
藤崎さんの妻の安奈さんは、「シチューやカレーなど、ジャガイモの代わりに使ってみると、新鮮な味わいを加えることができる」と話していた。
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