時空を超えて現在に残る「生きている化石」に焦点を当てた企画展「生きている化石のひみつ−恐竜・シーラカンス・カブトガニ 数億年の進化の謎をさぐる−」が、神栖市大野原の市歴史民俗資料館で開かれている。9月1日まで。入館無料。
展示は約400点。注目は、ハドロサウルス科の恐竜「ニッポノサウルス」と、古代のサイ「ディアセラテリウム」の全身骨格(複製)、シーラカンス、カブトガニの化石など。「展示から、人と自然の共生について考えるきっかけになったら」と、同館。
市内の大澤心ちゃん(5)は、恐竜の柄入りの甚平を着て来館。「恐竜や化石が大好き。ディメトロドンを間近で見られてうれしい」と喜んでいた。午前9時~午後4時半。月曜休館。同館☎0299・90・1234。