元音楽家の「歌おう会」 大洋公民館で月1回ほど開催(茨城・鉾田市)
ギターを演奏しながら歌う長田さん

  鉾田市汲上の大洋公民館で月1回ほど開かれている「みんなで歌おう会」は、同市内の元ミュージシャン、長田純一さん(70)の企画だ。

 昭和歌謡や、1950~60年代の欧米の流行音楽「オールディーズ」などを弾き語りして、参加者と歌声を合わせている。

 「主に自分と同年代の大人たちに、楽しいひとときを過ごしてもらいたい」というのが長田さんの願いだ。

 長田さんは20代の頃、東京のスナックなどで弾き語りをしていた。父親の会社を継ぐために音楽の道をあきらめたが、歌は今も大好き。同会を始めたのは、仕事を引退し、東京から鉾田市に移住したことがきっかけ。

 参加者に貸し出す手作りの歌詞カードには、“持ち歌”の300曲ほどを掲載。季節や天気に合わせて選曲するほか、参加者のリクエストにも応える。

 5月の同会では、「人生いろいろ」「舟唄」「イエスタデイ」などを歌ったほか、「ルイジアナママ」の曲に合わせて、自由に踊る場面もあった。「歌って踊って、毎回楽しくて、気持ちがすっきりします」とは、参加者の1人、鹿嶋市の米沢満里子さん。

 今後は、6月21日、7月19日、8月16日の午後1時から開催予定。参加無料、予約不要。長田さん090・6256・9834。

 

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