
水戸市泉町の文化施設「テツ・アートプラザ」内にこのほど、美術館「クヴェレ美術館」がオープンした。同施設は明治期に建てられた銀行の建物をホールとして改装し、昨秋、プレオープン。今回で正式なオープンとなった。
美術館は2階建てで、ホールとは別棟になる。
オープン記念展の第1期として「Meet 美の交差点 近代日本画と東洋陶磁」を開催中。会期は7月5日まで。
1階には陶磁器を中心にした約60点、2階は絵画を中心に25点が並ぶ。2階の展示の注目は、同市出身の日本画の大家、横山大観の六曲一双の屏風(びょうぶ)「放鶴(ほうかく)」(展示は4月22日まで)など。
同館の所蔵品は、同施設を運営する哲文化創造公益財団法人の福田三千男理事長と、吉田石油(本社・同市)前顧問の故吉田光男氏の収集品が中心。約630点に上る。
同館は、内装や展示方法にもこだわりがあり、1階は、障子窓を設けるなどした。
「個人宅で美術品を鑑賞する感覚で、気構えずに親しんでほしい」と、学芸員の柘植伊織さん。
入館料一般・大学生700円、高校生以下は無料。月曜と第2火曜休館。同館☎029・224・7123。




