栽培方法や品種の起源などにこだわった野菜の試食販売会「言の葉(ことのは)市」が10月17日午前11時、笠間市笠間のカフェ「言の葉」で開かれる。
同店主の二宮真美さんは、日本の固定種、在来種の種を守るグループ「あるくたね」を主宰。4年前から、アレルギーのでにくい古代小麦「スペルト小麦」の無農薬栽培に取り組み、今年初めて約30㌔の製粉にたどり着いた。
スペルト小麦で作ったピザを提供するほか、近隣で有機栽培などに取り組む農家の野菜などを販売する。イネ科の在来種「マコモ」で作ったアクセサリーなども販売する。
二宮さんは、「アレルギーで悩む人と、自然栽培農家の橋渡しになれれば」と話している。
なお、「あるくたね」では、自然栽培に参加するボランティアを募集している。同店☎︎0296・85・5402。