ひたちなか市長砂のJA常陸農産物直売所「長砂直売所」がこのほど、店舗名を「長砂ファーマーズマーケット ここすな」に変更して、リニューアルオープンした。建物面積は、約3倍に。品ぞろえも拡大した。
直売所の隣には、100席が用意された休憩スペースが新設。一角にはコーヒーや焼き芋を販売するコーナーも設けた。「ゆっくりと買い物を楽しんでもらえたら」と、店長の野口章一さん(40)。
この時期の目玉は、干し芋。出荷登録している干し芋生産者は約150人。シーズンは3月まで続く。
干し芋は、サツマイモの品種も、「平干し」「丸干し」などの加工方式もさまざまなものがそろう。 品種では「紅はるか」「シルクスイート」が人気。加工方式では、「セッコウ」がおすすめ。セッコウは、切り落としの干し芋。平干し、丸干しに比べて安価なことから、自宅用などとして人気がある。
青果品では、市特産のつる付きイチゴ「バインベリー」が少しずつ入荷が始まっている。
午前9時~午後5時半。定休日は第2水曜だが、12月~2月は無休。1月1~3日は休み。同店☎︎029・285・0202。