北茨城市を拠点に、コケをテーマにしたアート活動に励む「日本苔アート協会」の作品展示場「苔アートギャラリー」がこのほど、同市華川町臼場にオープンした。
コケのテラリウム、絵画のようなコケアートなど約４０点を展示。壁の一部にコケ「モスチャー」を張り付けるなど、ギャラリー全体も一つの作品になっている。同会代表理事で、作家の山縣健志さん（５８）が、「２１世紀アートボーダレス展 篝火（かがりび）」（２０２１年に国立新美術館で開催）で、最優秀グランドグランプリ賞と、参議院議員北村賞を受賞した作品の一部も展示している。
「ギャラリーから、コケアートの良さを発信していきたい」と山縣さん。
午前１０時～午後５時。入場無料。不定休。同協会☎︎０５０・５４７１・７２３７。
