北茨城市の陶芸家で日本工芸会正会員の田中荘弐さん(68)の作品展「自然のうつろいと祈り~比類なき象嵌(ぞうがん)の世界より~」が10月24日から、同市磯原町磯原のかつらぎ画廊で開かれる。11月1日まで。
同画廊の10周年記念の特別企画。
田中さんは、器の表面を削り、色の違う粘土を埋め込んで模様を付ける「象嵌」という技法で、身近な山野草を表現している。展示は、象嵌技法を使ったものを中心に、陶板、茶道具、大皿、つぼなど約70点。昆虫をモチーフにした新作も展示する。
午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。26日は休み。同廊☎︎090・8581・1161。