企画展「心のありか―いのり・ふるさと・うた―」が、笠間市笠間の笠間日動美術館で開かれている。2月26日まで。人々が生きる上で、心のよりどころとしてきたものをテーマにした企画展。
展示は2部構成。第一会場は神社仏閣、自然、芸術作品など、人々のさまざまな「心のよりどころ」を紹介。また、音楽は古くから人々の心をなぐさめてきたことから、坂本九さん(1941~85年)の写真や、長渕剛さんの仏画など、ミュージシャンに関連した作品も紹介している。
第二会場では、神戸市出身で、クリスチャンの家庭に育った洋画家の小磯良平(1903~88年)が、口語聖書のために手がけた挿絵の原画を、下絵とともに展示している。
1月9日、2月18日の午後2時からは、学芸員によるギャラリートークを開く。入館料大人1000円、65歳以上800円ほか。月曜と1月10日は休館(1月9日は開館)。同館☎0296・72・2160。