1000人画廊に6つの新作が完成 神栖四中美術部員(茨城・神栖市)
「泡沫(うたかた)を浮遊する」。原案制作者は花田來夢さん(3年)

 神栖市立神栖第四中学校の美術部員39人がこのほど、同市の南海浜護岸にある1000人画廊に、新作6作品を追加した。

 1000人画廊は、同護岸にある総延長6㌔を超える防潮堤をキャンバスにした壁画スポット。毎年、同市が制作者を募って、夏から秋が制作期間になる。同校美術部の参加は、近年は恒例になっている。

 

▲「楽しいドライブ」。原案作者名は本舘璃子さん(1年)

 

▲「海の中のカメロンパン」。原案作者名は水野凛々花さん(2年)

 

「夏」。原案作者名は鈴木愛さん(3年)

 

▲「うわっ!」。原案作者名は高村実桜さん(2年)

 

 6作品の原案は、全部員が参加した部内コンクールを勝ち抜いた作品。6グループに分かれての壁画の作画は炎天下、暑さ対策グッズを携えながら進行した。

 作品「うわっ!」は、防潮堤にドアがあり、ドアを開けたら、波と、魚まで流れ込んできたというストーリー仕立ての作品。原画を考えた高村実桜さん(2年)は、「みんなで力を合わせて描くのが楽しかった」と話した。

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