水戸市の書家田山稔夫さん(61)の作品展「田山稔夫書展」が、同市備前町の常陽史料館で開かれている。1月15日まで。
田山さんは、独立書人団審査会員・運営委員会委員、毎日書道展審査会員。古典を手本に書く「臨書」をすることで、伝えたい思いや感動を、文字とどう一致させるかを追求してきたという。「書道は線の表現だけでなく、余白の表現でもある。余白を輝かせるためにも、古典を学んでいる」と、田山さん。
展示は、代表作の「曲」をはじめ約40点。
入場無料。月曜休館。午前10時~午後5時45分。同館☎029・228・1781。