猫を描いた日本画など100点 五浦美術館で 展覧会「猫を愛でたい」(茨城・北茨城市)
菱田春草「黒猫」明治43年(1910) 播磨屋本店蔵

 猫がモチーフの日本画、浮世絵、彫刻など100点を集めた展覧会「猫を愛(め)でたい」が、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれている。12月8日まで。
 展示は、チョウと猫を組み合わせて長寿を願った江戸時代の吉祥画、猫好きの浮世絵師・歌川国芳と彫刻家・朝倉文夫の作品、猫をモチーフに傑作を残した菱田春草の日本画など。「猫好きの人もそうでない人も、より猫をめでたくなってもらえたら」と、同館。
 11月17日までの前期、同19日からの後期で、一部作品を展示替えする。
 同3日は、講演会「猫はなぜ愛されるようになったのか?—《化け猫》から《大切な家族》へ」(講師は、「猫が歩いた近現代」著者の真辺将之さん)を開催。参加には事前申し込みが必要。
 猫に関する物を身につけて来場すると、団体割引料金で入館できる。 入場料一般950円、70歳以上470円。月曜休館(11月4日は開館し、同5日は休館)。同館℡0293・46・5311。

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