大学生のヤリイカマリネ ヨークベニマル42店で販売中(茨城・水戸)
商品を来店客に紹介する学生ら(中央、左)

 水戸市の常磐大学の学生8人が、県産のヤリイカを素材にして開発したマリネの総菜「IBARAKI YARIIKA MARINADE(いばらき やりいかマリネ)」がこのほど、食品スーパーのヨークベニマル県内42店舗で発売された。販売初日には、学生6人が、水戸元吉田店の売り場に立ち、試食品を配布した。

 180㌘入りで321円。ヤリイカは40㌘使用している。レモンとオレンジの果汁を使用した爽やかな味わい。県産ヤリイカのやわらかな食感を生かしている。

 若者の魚離れ解消などを目的にした「いばらきの地魚プロジェクト」の一環。同大学人間科学部健康栄養学科の飯村裕子准教授のゼミに所属する4年生が、昨年から同社と共同開発を進めてきた。

 同大学4年の色川なずなさん(21)は、「さまざまな年代の人に食べてもらいたい。茨城の地魚のおいしさを知ってほしい」と話していた。

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